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1次噛合せ試験 経過報告
Astro-E2衛星は2005年1-2月期の打上げを目指し、搭載用実機の機器が完成し始め、それらを組み合わせた第一次噛み合せ試験が去る7月1日より始まりました。これは主に電気系の信号、コマンド等の動作確認を中心に試験を進めています。衛星のように大きなシステムでは、膨大な部品を使用し、複雑なシステムになっているため、必ずどこかに見落としや設計の勘違い等があるものであり、これを可能な限りあらゆる場合を想定した試験を実機で行って見つけることにしています。問題点はなるべく早くに発見し改修することで打上げまでに完全な衛星システムに仕上げて行くプロセスです。
構造的には衛星下部構造にXRS (X線分光器)のデュワー(冷凍機)と伸展式光学ベンチ(X線望遠鏡の鏡筒部分)が乗り、形ができて来ました(写真1)。基本計器類の載った側面パネルは脇のテーブルに展開/結線され、電気系を中心に試験が進んでいます(写真2)。以上の本体はクリーンルーム内に置かれ、データは隣接するコントロールルーム内に並んだ計算機の画面から送受信して確認されています。
写真1: 現在の衛星の様子。衛星下部構造にデュワーと伸展式光学ベンチがのっています。
写真2: 側面パネルは脇のテーブルに展開され、電気的な試験を行なっています。
最近では米国NASAゴダード宇宙飛行センターやマサチューセッツ工科大学からも研究者、技術者が参加しています。
この第一次噛み合せ試験は、11月まで続くことになっています。
2003年9月20日
Astro-E2プロジェクトサイエンティスト 國枝秀世
JAXA 宇宙科学研究本部 高エネルギー天文学研究系

Last Modified: Sunday, 14-Dec-2003 20:39:34 JST
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