研究紹介
1. 高エネルギー天体物理学
すざく衛星のデータ解析を中心に研究を進めています。現在は、宇宙線の加速機構に特に興味を持っており、超新星残骸の観測データの解析を進めています。
図:すざく衛星のイメージ図(提供 ISAS/JAXA)と試験中のすざく衛星
2. 硬X線・ガンマ線検出器の開発
・すざく衛星搭載 硬X線検出器 (HXD) の開発
すざく衛星は2005年7月10日に打ち上げられた、日本の5番目のX線天文衛星です。そこに搭載されてるHXDの検出器チームに所属して開発・製作を行ってきました。特にHXDの主検出器のひとつであるシリコンPINダイオード検出器とその信号処理回路を担当し、それらの開発、衛星搭載品の製作、その試験などを行いました。現在は衛星の運用、HXDの軌道上での較正作業を行っています。
すざく衛星のホームページ
・
次世代半導体ガンマ線検出器の開発
テルル化カドミウム (CdTe) 半導体などを用いたガンマ線検出器の開発を行っています。特に、 CdTe ピクセル検出器と両面シリコンストリップ検出器を組み合わせたコンプトン望遠鏡の開発を行っています。また、開発した検出器を大気球に搭載して、実証実験や天体観測を行ったりしています。
CdTe 検出器について
Si/CdTe 半導体コンプトン望遠鏡について
気球実験について
γ
γ
CdTe
Si
図:Si/CdTe コンプトン望遠鏡の概略図(左)と試作コンプトン望遠鏡で撮像した 511 keV のガンマ線源(右)